DA'S/Axel Jacket "iron grey"(ダズのアイアングレーのアクセルジャケット)
DA’S(ダズ)のアクセルジャケットを紹介します。
個人的に「黒になる5秒手前のグレー」の色味のジャケットが着たい!って思い、どこにもないグレーの色を作ってみました。
鉄の斑にくすんだ感じ、でもケミカルっぽい冷たい印象はNG。
色の再現性を考慮し、今回は化学染料を使用しています。
かっちょいい色が出来たのでちょー満足。
ちょっぴりPOPにしたかったので、ボタンはアイボリー系のものをチョイスしてやす。
実はこれ、フランスのアンティークのボーンボタンなんです。
黒になる5秒手前のグレー×アイボリーのコントラストがめちゃ気に入ってます。
ジャケットの形は妄想から生まれたもの。
1890年くらいのアメリカのロガーの集合写真を眺めていた時、その中の一人がめちゃめちゃ雰囲気があるんです。
妙な親近感を覚え、その方をAxel(アクセル)さんと勝手に呼ぶことにしました(笑)
Axelさんに似合いそうなジャケットを作ってみよう!という感じで妄想劇場のスタートす。
職業柄めちゃ腕を使うので、肩付近の可動域がないといけません。当初はピボットスリーブにしようと考えましたが、なんか違うな〜と思い、AHの形状、肩幅、肩線、袖の太さで運動量を確保することに。あくまで見た目はふつー。
この時代は夏ではなく真冬に伐採作業をしていて、しかも運搬の兼ね合いで豪雪地帯じゃないとダメみたい。
そんな環境だと手がかじかんで作業に影響が出ちゃうので、スラッシュポケットは絶対に必要! 逆に箱ポケットと腰ポケットは作業の邪魔になるのでいらない。
衿は小ぶりなショールカラー、立てるとスタンドカラーのような感じがいい。
全体的にドレッシーにならないように注意して製作しました。
素材はvintageリネンでして、1950年代のフランスのデッドストックです。
未使用とはいえ70年前に作られたものなので、おいにいゴースー。
業者さんにお願いしてお湯洗い&タンブラー乾燥をかけ、おいにいグッパイに無事成功しましたっ!
まるで生まれ変わったかのような風合いはアナタの心をきっとフレッシュにしてくれますよ。
一重ではなく総裏仕立てでして、身頃はコットンのタイプライター、袖裏は綿レーヨンです。
脱ぎ着しやすいのと見た目がいい感じ。
あっ、そうだった。フロント〜衿部分はハンドステッチにしています。
ダズらしいバランスの1着です。
気になりましたら是非。
Made in Japan
vintage fabric(linen)
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<サイズスペック:about>
サイズF
着丈(後ろ中心襟下〜裾) 70cm
身幅(脇下〜脇下:半身) 54cm
肩幅(肩山〜肩山) 50cm
袖丈(肩山〜袖口) 61cm
*採寸は置き方や測る位置により異なるためおおよその数値です。また、タックやギャザーのある製品は自然な置き方での採寸となります。
*擦れ等で色落ちする可能性があります。お洗濯は必ず単独洗いをお願い致します。
*部分的に染めムラ、リネン独特のフシがありますので、気になる方はご遠慮下さい。
*生地感、裏地の有無によって数値と着用感は異なる場合があります。
*色味はお使いのブラウザ等により、実物と異なる場合があります。
*配送方法に佐川急便をご選択の場合、沖縄県への配送はゆうパックでのお届けとなります。