DA’S(ダズ)のアノラックフーディーを紹介します。
 
作りたかったイメージは一つだけ。
「1990年代のイギリスのミュージシャンが着てそうなやつ」
 
この時代のイギリスのミュージシャンってアノラックを着てる率が結構高め。
どこの着てるか分からんけど、なんかーいいんだよなぁ。
当時の写真を見まくって作ってもよいのですが、頭の中の記憶だけにしてあくまでダズらしく作ることにしました。
自分が過去に着た数々のアノラックを思い出し、頭の中でフォルムやディテールをリミックス。
袖部分の謎の切り替え、袖口の配色、独特のワイドシルエット、自分達でこれこれって思えるバランスにしてみました。
自分で言うのもなんですが、めちゃ可愛いですよ。
サイズは1と3の2サイズ展開ですが、この素材の落ち感を考慮して身幅はあえて共通の大きさ、袖丈と着丈のみ変えています。
サイズ３は完売しましたので、サイズ1のみ少量ご紹介します。
 
続いて素材ですが、これがキモでした。
よく見かけるナイロンタフタなんかだと、製品染めでもしない限り よくある感じになってしまう。
それから夏でも着られるアノラックにしたい。
むむ、ここはSchoeller(シェラー)しかない！ってことになり、3XDRYをふたたび発注しました。
そーです、昨年のパンツと同じやつす。
(シェラーをご存知ない方は前回のブログを読んで下さい！当店のブログに移動しますhttps://brownandseedling.com/das-h93-pants-schoeller-3xdry/)
 
雨ニモマケズ
風ニモマケズ
ジメジメシタ湿気ニモマケズ
 
は健在ですので、これからの時期登場回数がめちゃ増えると思いますよ。
あっ、通常アノラックの袖口部分ってゴムシャーリングやベルクロで調整するのがポピュラーですが、ダズではフライスを使っています。これにより袖をたくし上げられるのが本当に便利なのですが(手を洗うとか、着たままなんか作業するとか)
「え〜？リブってダメになっちゃうじゃん」と思うそこのアナタ。
分かる、分かりますよ〜、その気持ち。
でもこのフライスはなっかなかヘタりません。ウチはこのフライスを使うことが多いのですが、8年前に作った製品の袖口もビロビロになってませんでした。このフライスすげーぞ！
と、いうことで好きな位置でピタッと袖口を止められる+シェラーの程よくしなやかなストレッチ素材が、アナタの袖捲りをサポートします。至福。
 
でもよいことだけじゃないんです。
縫製に関しては生地にクセがありまくるので縫いづらい。しかも前回のパンツよりも工程が多い。
つーことで生産効率がめちゃめちゃ悪い。今回も工場さんにスペシャルチームを作ってもらい対応していただきましたが、なんとっ1日に1着しか作れません。これってサンプルを作るよりも着数が少ないんです。
でも職人魂爆発で、とってもキレイに縫って下さいました。マジすげー。
この度もご協力頂きました関係者の皆様本当にありがとうございました。この場をお借りして感謝申し上げます。
 
最後にもう一つだけ。
こういったアノラックってフードや裾部分に紐が通ってますよね？
ふつーの綿紐でもよかったんですが、紐もシェラーの3XDRYがいいなってことになりまして、PATRINIA(パトリニア)の山中さんにお願いして編んでいただきました！　
なので、紐も防風、防水、透湿性にすぐれていますよ。
よーやるねって思うかもしれませんが、そこはロマンってことで^^
でも見た目がググッと良くなった。サイコー。
 
で、さっき着たみたんだけど、背中で手を組んで「Hello Manchester 〜」って思わず言ってもうた(笑)
 
気になりましたら是非。

100%wool
Made in Japan
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＜サイズスペック：about＞＊size3は完売しました
size1
着丈(後ろ中心襟下〜裾) 68cm
身幅(脇下〜脇下：半身) 66.5cm
肩幅(肩山〜肩山) 63.5cm
袖丈(肩山〜袖口) 51cm
裄丈(襟付け根後ろ中心〜肩山〜袖口) 85cm

＊採寸は置き方や測る位置により異なるためおおよその数値です。また、タックやギャザーのある製品は自然な置き方での採寸となります。
＊色味はお使いのブラウザ等により、実物と異なる場合があります。
＊配送方法に佐川急便をご選択の場合、沖縄県への配送はゆうパックでのお届けとなります。